2009年1月7日水曜日

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自分のへやにマシンを置いていると、冬場は部屋があったかくていいのですが、夏はいや過ぎです。

DCはどうなっているのか記事がありました。データセンター省電力化の実像

冷却機が33%をしめていますが、これってどうなんでしょうね。2:1がいいとかどーたらこーたら書いていますが、逆カルノーサイクルで考えたときにTHとTCがどうなんだか。ざっくり300K, 290Kとかでいいのかな?

(COP)R : 冷凍サイクルの理論成績係数

(COP)R = QC / W = TC / (TH - TC)
= 290/(300-290) = 29

これだけみると、2:1とかじゃなくて、20:1とかでもよさそうだ
。この辺は一般のクーラーの性能を引っ張ってこないといけないだろうし、そもそもに冷やしたいものはマシンでそれらの温度は室温と同じじゃない。もーちょっとマシなモデルとしては、computer表面の温度とDCの室温と外気温で考えるべきでしょう。表面の温度と外気温でサイクルが組めない時点で効率が下がっている気もしますが・・・液冷にしたいのもこの辺が理由なんだろうなぁ。詳しい人いないのかな?

約20年前のクーラーと現在のエアコンでは本当に消費電力が違うのでしょうか?なる質問がpostされていて、COPは6とからしい。20はさすがにないようだ。でもそれにしても1:2ってひどくないか?DCは一般家庭と違って密閉できるわけだし、空調システムも大きい分効率がよくていいはずだ。

ちなみに家庭で冷却が必要なものは冷蔵庫のほかには、海水魚の水槽というものがある。まあ、リッチな人しかしない趣味です(水槽用ペルチェ式クーラー自作(V1.0))。しかし、冷蔵庫は中に熱源がないしなぁ・・・。水槽のほうがモデル的には近いだろう。水槽はライトというかなり強烈な熱源がある。冷蔵庫は開けしめのときに入った熱や、新しく入ったものが持ってきた熱を外に「汲み出し」てあとは熱を遮断すればいいが、DCや水槽は、かなり強力なフローが存在する。
そういう意味で、熱に関してDCはひょっとしたら冷凍倉庫よりも鉄工所のほうが近いのかもしれない。

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